どーも!にーにんです!
近藤史恵さんの『ホテル・ピーベリー』を読みましたのでネタバレなしで感想を述べたいと思います
私はこんな人!寝る前にミステリーを読むことが大好きです
読もうと思った理由
近藤史恵さんの『ホテル・ピーベリー』は文庫本が2022年5月12日に発売しました
出張の帰りにふと立ち寄った本屋で宣伝されており、新幹線の時間潰しに買いました

文庫本で本のサイズも小さめ(300ページ弱)で、帰りに時間潰すのにちょうどいいかな〜
という感じですね!
実際読みやすかったです!
あらすじ概要
本書はハワイでの長旅にて宿泊したホテルを舞台にしたミステリー小説です
主人公は木崎淳平という元教師、会社をやめて一人ハワイ島での長旅を始めていました
以下あらすじ引用です
木崎淳平は仕事を辞めて、ハワイ島を訪れた。友人から勧められた日本人が経営するホテルは「リピーターを受け入れない」ことが特徴だという。淳平が表情豊かな島を満喫しようとした矢先、同宿者がホテルのプールで溺れ死ぬ事件が起こる。直後にはバイク事故でもう一人が……。このホテルには「なにか」がある。最後のページまで気が抜けない、不穏な空気に充ちた傑作ミステリーの新装版!
Amazon kindle本 storeより
このホテルの客はみんな嘘をついている
本書のラベルに書かれている文章です
読みたくなるいい宣伝文句ですよね
本書にはさまざまな登場人物が登場します
彼ら一人一人の物語を中心に描かれていきます
感想(ネタバレなし)
情景がイメージできるゆったりしたストーリー

ハワイ島の田舎での物語です
ハワイといえばオアフ島ですが、こちらはオアフ島から少し離れたハワイ島での物語になります
主人公は日々の喧騒を離れて、静かな時間を過ごしたくてこのハワイ島を訪れます
ハワイ島でロングステイする日々の暮らしが描かれております
のどかで気ままな感じが羨ましいな〜と感じてしまいます
事件が起きて人が亡くなってからは物語が急展開しますが、それでもハワイの情景を思い浮かべながら楽しむことができます

私は昔1度だけハワイに行ったことがあります!行ったことのある人なら気候や雰囲気など懐かしくて面白いはず!物語に入り込んで楽しめます!
一人旅ならではの自由奔放な暮らし

一つ目の感想と似ていますが、主人公は一人旅でハワイを訪れてきます
その自分が滞在しているホテルで起きた事件に関わっていきます
またそのほかのホテル在住者も皆一人旅で訪れております
一人気ままに過ごすところを見て一人旅っていいな〜とも感じました

一人旅っていいですね、読んでいて自由でいいな〜と感じました
若い頃を懐かしみながら読むことができました
静かなホテルで巻き起こる事件とその真相とは
あらすじにもあるように、このホテル・ピーベリーで真夜中にホテル在住者がプールで溺れ死ぬ事件が起こります
こんな静かなホテルでなんで事件が起こるのだろう
なぜ、誰が、どういう思惑で事件に絡んでいくのだろう
これら、すべてが最後はすっとわかりすっきりします
ゆったりとした夜の時間に楽しめるミステリーだと思います!
おわりに
評価(私の誠に身勝手な評価です!)
本書はミステリー小説ですが、ゆったりとしたハワイの情景も楽しめるいい作品でした!
夜寝る前に豊かな気持ちで味わいながら読むことができました
ただ少し、ミステリーというよりは、人間物語を観ているような気持ちにもなりました
ザ・ミステリーというものではないかなと思い、星3つの評価です
★★★☆☆
著者の代表作品
最後に近藤史恵さんの代表作品をまとめます!
私自身は、著者のことをあまり知りませんでした
ドラマ化した小説や、シリーズものなどたくさん出しているようです
以下URLを参照してみてください

では!
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