【あらすじ】希望の糸(新参者) 後半ネタバレあり

国内ミステリー小説

どーも!にーにんです!

『東野圭吾』さんの『希望の糸』を読みましたので感想をまとめたいと思います

前半ネタバレなし最後に少しネタバレあり感想を載せました

未読の方は途中まで読んでいただけたらと思います

私自身のプロフィールはこちら!「寝る前のミステリー」が習慣です!

読もうと思った理由

新作文庫本のコーナーをいつも見て回っています

今回文庫棚に置かれていて、加賀恭一郎シリーズの続編と知り手に取ってみました

ハズレがないシリーズなので読んでみようと思いそのまま購入しました!

あらすじ概要

あらすじです

東野圭吾の最新長編書き下ろしは、「家族」の物語。

「死んだ人のことなんか知らない。
あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」
ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。
どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。

閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。
捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。
災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。
容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。

Google book storeより

大人気の新参者・加賀恭一郎シリーズです!

主演は阿部寛(あべひろし)さんが務めて、加賀恭一郎(かがきょういちろう)役でドラマ化・映画化しております

溝端淳平(みぞばたじゅんぺい)さんも出演しており、松宮脩平(まつみやしゅうへい)役を務めています

新参者|ドラマ・時代劇|TBSチャンネル - TBS
東野圭吾の本格ミステリーを阿部寛主演でドラマ化! 複雑に入り組んだ住民の「心の闇」を一人の刑事が解き明かす。共演は黒木メイサ、向井理、三浦友和ほか。

読んでいて出演者の顔が浮かびまくります

まるで映画を観ている感覚で読み進めることができました

今回は松宮脩平さんが中心の物語です!

感想(ネタバレなし)

映画のように情景が脳内再生される

本作品は、シリーズものです

・加賀恭一郎さん

新参者 公式HPより

・松宮脩平さん

新参者 公式HPより

この二人が物語の主人公です

(画像は新参者公式HPより出展しています)

舞台は、街中の小さな喫茶店です

喫茶店のオーナーである 花塚弥生(はなづかやよい)さんが殺されて見つかります

全く悪い噂を聞かないオーナーがなぜ殺されたのか

その周辺調査を松宮さんが担当します

調査をしていく中で見えていく人間関係

スムーズに読めて引き込まれていきます

聞き込みをする松宮さんの様子やサポートする加賀さんの様子が脳内に再生されます

映画さながらの臨場感で本を読んでいけました

家族の在り方とは

喫茶店 O-danより

映画を観たことある方ならご存じと思います

加賀恭一郎シリーズは泣ける

※私が一番グッときたのは、、「祈りの幕が降りるとき」

Youtubeより

この作品も複雑な人間関係を知り泣けます・・・

さて同じように、この「希望の糸」も人間関係が丁寧に描かれており感情移入します

主役だけでなく、一人一人の個性が深くてのめり込んでいけます

殺人の真相を知ったとき

登場人物の人生の背景も踏まえて

あなたはどう思うでしょうか

「家族とは」を考えさせられる 泣ける話でした

ネタバレなしまとめ

評価(著者の身勝手な評価です!)

読みやすく、

情景が簡単にイメージでき、

泣ける!

3拍子揃った素晴らしい作品でした私の完全に身勝手主観な評価ですが、星4つの評価です

★★

※ここからネタバレ(まだ読んでいない方は注意!)

最後にネタバレとして本書のトリックと感想をまとめたいと思います

・いつの間にか繋がっていく二つの家族

妊婦 O-danより

本書は2つの家族が登場しました

1つは子供が生まれずに離婚してしまった家族(花塚弥生さんの家族)

1つは子供2人を幼い頃に事故で失ってしまう家族

トリック

今回のトリックは

子供を待ち望んでいた花塚弥生さん、その最後の妊活として行った体外受精で

体外受精した受精卵が別の夫婦の受精卵と間違えられ、子供を失った家族に移植されていました

そしてその取り違えられた受精卵から別の夫婦に娘が産まれていた

受精卵を間違えられ出産が実際に行われたことを花塚弥生さんは知らずに

それを知ってしまったが故に物語が進んでくものということでした

感想

毎回、読んでいるときは犯人は誰だ、と考えながら読んでいます

最初は全く関係がないと思われていた二つの夫婦が繋がっていく

このようなトリックだったとは全く分かりませんでした・・・

生まれてきた娘にとっても、せっかく真相を知ったのに、母親は殺されていた

悲しいですね

ぜひ映画化してほしいな、と思いました

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